関野聖雲(読み)セキノ セイウン

20世紀日本人名事典 「関野聖雲」の解説

関野 聖雲
セキノ セイウン

大正・昭和期の彫刻家



生年
明治22(1889)年5月2日

没年
昭和22(1947)年10月28日

出身地
神奈川県

本名
関野 金太郎

学歴〔年〕
東京美術学校彫刻科選科〔明治44年〕卒

経歴
高村光雲門下。大正4年第9会文展に初入選。以後、文展、帝展で活躍。10年東京美術学校助教授となり、のち教授。昭和19年退官まで後進の指導に尽した。作品に「力光」「寂境の夕」(以上帝展特選)、「鴦崛摩」「吉祥天」「聖徳太子」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関野聖雲」の解説

関野聖雲 せきの-せいうん

1889-1947 大正-昭和時代の彫刻家。
明治22年5月2日生まれ。高村光雲(こううん)に師事し,仏教,神話,歴史に取材した木彫制作。大正9年,10年帝展で連続特選となる。母校東京美術学校(現東京芸大)の教授,帝展などの審査員をつとめた。昭和22年10月28日死去。59歳。神奈川県出身。本名は金太郎。作品に「吉祥天」「聖徳太子」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む