デジタル大辞泉 「閻浮」の意味・読み・例文・類語 えんぶ【×閻浮】 1 「閻浮提えんぶだい」の略。2 「閻浮樹えんぶじゅ」の略。 え‐ぶ【×閻浮】 「えんぶ(閻浮)」の撥音の無表記。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「閻浮」の意味・読み・例文・類語 えん‐ぶ【閻浮】 〘 名詞 〙 ( 「えぶ」とも ) 仏語。① 「えんぶじゅ(閻浮樹)」の略。② 「えんぶだい(閻浮提)」の略。[初出の実例]「今国母宝宮。為レ飾二上皇之徳一。留二閻浮一而設レ斎」(出典:本朝文粋(1060頃)一四・朱雀院周忌御願文〈大江朝綱〉) えぶ【閻浮】 〘 名詞 〙 「えんぶ(閻浮)」の撥音「ん」の無表記形。[初出の実例]「中々に猶妄執のえぶのよを、忘れもやらで」(出典:車屋本謡曲・大原御幸(1570頃か)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例