闊歩(読み)カッポ

デジタル大辞泉 「闊歩」の意味・読み・例文・類語

かっ‐ぽ〔クワツ‐〕【×闊歩】

[名](スル)
大またで堂々と歩くこと。「大道闊歩する」
いばって思うままに行動すること。「政界をわが物顔に闊歩する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「闊歩」の意味・読み・例文・類語

かっ‐ぽクヮッ‥【闊歩】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大またに歩くこと。ゆったりと歩くこと。堂々と歩くこと。
    1. [初出の実例]「径極険悪、時時石尖砭足、不闊歩」(出典:徂徠集(1735‐40)一五)
  3. いばって、思うままにふるまうこと。あたりを構わず、気ままに行動すること。
    1. [初出の実例]「世路を濶歩することを好まずして、我が自ら造れる天地の中に逍遙する者なり」(出典:厭世詩家と女性(1892)〈北村透谷〉)
    2. [その他の文献]〔魏文帝‐漢文帝論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む