防災士(読み)ボウサイシ

デジタル大辞泉 「防災士」の意味・読み・例文・類語

ぼうさい‐し〔バウサイ‐〕【防災士】

地域の防災意識の啓発、防災力の向上に努め、災害発生時には避難誘導・救助にあたる人。日本防災士機構の認定する民間資格。平成15年(2003)認定開始。

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共同通信ニュース用語解説 「防災士」の解説

防災士

日本防災士機構が認証する民間資格。防災の知識と技能を備え、平時訓練や啓発、災害時は避難誘導や避難所運営などを担うことが期待される。取得には同機構が認証した講座の受講試験への合格消防署などが実施する救急救命講習の受講が必要。費用は民間の研修機関で個人が受講すると正規料金で6万3千円ほどかかり、負担軽減のため自治体による助成や講座開催もある。年齢や国籍制限はなく、2024年12月末時点で、7~93歳の約30万6千人が取得した。

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知恵蔵mini 「防災士」の解説

防災士

NPO法人「日本防災士機構」が認定する民間資格。所定カリキュラムを受講して筆記試験に合格し、救急救命講習を修了すれば資格を得ることができる。取得者には災害時における活動ほか、平常時には地域の防災意識を向上させる啓発活動を行うことが期待されている。2003年より認定が開始され、18年末には取得者が16万人を超えた。

(2019-1-17)

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