防災士(読み)ボウサイシ

デジタル大辞泉 「防災士」の意味・読み・例文・類語

ぼうさい‐し〔バウサイ‐〕【防災士】

地域防災意識の啓発、防災力の向上に努め、災害発生時には避難誘導・救助にあたる人。日本防災士機構の認定する民間資格。平成15年(2003)認定開始。

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共同通信ニュース用語解説 「防災士」の解説

防災士

総務省消防庁や自治体の幹部OBらでつくるNPO法人「日本防災士機構」が認証する民間資格。1999年から資格制度の検討が始まり、2002年に設立された同機構が翌03年に第1回試験を実施した。年齢や国籍を問わず取得可能。指定の講座や試験のほか消防署などで救急救命講習を受ける必要がある。防災・減災に関する知識と技能を習得し、災害発生直後の初期消火や避難誘導、避難所開設などに貢献することが期待されている。

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知恵蔵mini 「防災士」の解説

防災士

NPO法人「日本防災士機構」が認定する民間資格。所定カリキュラムを受講して筆記試験に合格し、救急救命講習を修了すれば資格を得ることができる。取得者には災害時における活動のほか、平常時には地域の防災意識を向上させる啓発活動を行うことが期待されている。2003年より認定が開始され、18年末には取得者が16万人を超えた。

(2019-1-17)

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