防遏(読み)ボウアツ

デジタル大辞泉 「防遏」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐あつ〔バウ‐〕【防×遏】

[名](スル)侵入拡大などを、防ぎとめること。防止
「経済社会全体を攪乱かくらんするを―するが第一の任務だ」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「防遏」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐あつバウ‥【防遏】

  1. 〘 名詞 〙 防ぎとどめること。
    1. [初出の実例]「相府立后事頻有妨遏之故也」(出典:小右記‐長和元年(1012)四月二七日)
    2. 「外界の威力を防遏して独立の世界を形成するに」(出典:三太郎の日記(1914‐18)〈阿部次郎〉一)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐寇恂伝〕

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普及版 字通 「防遏」の読み・字形・画数・意味

【防遏】ぼう(ばう)あつ

防ぎ止める。〔後漢書、王景伝〕景乃ち地勢を度(しやうたく)し、~直ちにを截(き)り衝を防遏し、壅積を疎決し、十里に一水門を立つ。

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