阿亀蕎麦(読み)オカメソバ

デジタル大辞泉 「阿亀蕎麦」の意味・読み・例文・類語

おかめ‐そば【×阿亀蕎麦】

かまぼこ・しいたけ・青菜などの具を入れたかけそば。具の並べ方がおかめ阿多福)の面に似るところからの名という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「阿亀蕎麦」の意味・読み・例文・類語

おかめ‐そば【阿亀蕎麦】

  1. 〘 名詞 〙 種物そばの一種。本来湯葉を入れるのを特色とし、その他蒲鉾(かまぼこ)松茸(まつたけ)、麩(ふ)海苔(のり)などを入れる。そばの上に種物をおかめの面のように並べるところからいう。おかめ。
    1. [初出の実例]「また玉子とぢ、おかめ蕎麦に茶そば、出るは出るは」(出典:落語・夢の後家(1891)〈三代目三遊亭円遊〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android