阿含時(読み)あごんじ

精選版 日本国語大辞典 「阿含時」の意味・読み・例文・類語

あごん‐じ【阿含時】

  1. 〘 名詞 〙 仏語天台宗で説く五時一つ釈迦が成仏してから死ぬまでの五〇年間に説いたすべての説法を、年代順に五つの時期に分類した、その第二番目小乗阿含経が説かれた一二年間をいう。その説法はインド鹿野苑(ろくやおん)で行なわれたので、鹿苑時ともいう。あごん。→五時八教

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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