阿彌陀の聖(読み)あみだのひじり

精選版 日本国語大辞典 「阿彌陀の聖」の意味・読み・例文・類語

あみだ【阿彌陀】 の 聖(ひじり)

  1. [ 一 ] 空也上人異称阿彌陀聖。市(いち)の聖。
  2. [ 二 ] 阿彌陀名号を唱えて市中に教えを広め歩いた僧。特に空也上人が行なった踊念仏にならって鹿の角をつけた杖をつき、金鼓(こんく)をたたいて歩いた。また、そのようにすること。
    1. [初出の実例]「御先に僧ばかり先だてて、あみだのひじりの、『南無阿彌陀仏』と、くもくさう遙かに声うちあげたれば」(出典:栄花物語(1028‐92頃)峰の月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む