限界濃度

  • limiting concentration
  • げんかいのうど
  • ゲンカイノウド
  • 限界濃度 limiting concentration

世界大百科事典 第2版の解説

物質の確認反応や検出反応において,その反応や方法によって検出されうる物質の最低濃度をいう。特異試薬との反応を利用して特定物質の確認(または検出)を行うことを確認反応と呼び,このとき確認された物質の最小質量を,その物質に対する確認限界(または検出限界)という。一方,限界濃度の概念は微少量物質の確認を目的として溶液中の物質の最低濃度を表すので,通常は溶液の単位体積1ml中のμg単位の物質量,すなわちμg/ml=ppmの単位で表示する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

化学辞典 第2版の解説

検出反応の鋭敏度を表す尺度の一つ.ある化学反応により溶液中の物質を検出する場合,その物質を検出できる最低濃度をいう.一般に,

限界濃度=検出限界(μg)/溶液の体積(mL),
あるいは

限界濃度=グラムイオン(g-ion)L-1
などの表示方法がある.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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