精選版 日本国語大辞典 「院宮の給」の意味・読み・例文・類語 いんぐう【院宮】 の 給(きゅう) 院宮に与えられる年給。律令制的な俸祿制度にかわって平安時代成立した財政的措置。一定の枠内で諸国の掾(じょう)、目(さかん)、史生などの任官申請を提出し、院宮は現実の任官者より任料を提出させ、あるいはその公廨稲(くがいとう)を収取するなどして自己の収入とする。院給。〔西宮記(969頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例