陳宗敬(読み)ちん そうけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「陳宗敬」の解説

陳宗敬 ちん-そうけい

1322-1395 元(げん)(中国)の医師
至治2年生まれ。元の滅亡で応安(1368-75)のころ博多に亡命,医を業とした。室町幕府の招きに応じず,筑前(ちくぜん)(福岡県)崇福寺で出家した。元では礼部員外郎(ういろう)だったので,以後代々陳外郎と称した。応永2年7月2日死去。74歳。台州出身。名は延礼。法名は明照通称は順祖。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む