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崇福寺 すうふくじ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

崇福寺
すうふくじ

滋賀県大津市滋賀里町の山中に天智7 (668) 年に建立された寺。平安時代になって数回の火災と地震にあい,天喜5 (1057) 年に再興されたが,やがて荒廃し,現在は廃寺となっており,金堂,講堂などの礎石だけが残っている。

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崇福寺
そうふくじ

福岡市博多区崇福寺新町にある臨済宗の寺。山号は横岳山。仁治1 (1240) 年に湛慧 (たんえ) が太宰府横岳に建立,同2年宋から帰朝した円爾を迎えて開山とし,文永9 (72) 年来住した南浦紹明が大いに寺の名を揚げた。

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崇福寺
そうふくじ

長崎市鍛冶屋町にある黄檗宗の寺。山号は聖寿山。支那寺ともいう。福州から渡来した商人たちによって創建され,福州出身の僧超然 (ちょうねん) を開山としたので,福州寺の別称がある。承応4 (1655) 年から3年間隠元が止宿し,明暦3 (57) 年には隠元の招きによって即非が来住,大いに栄えた。

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デジタル大辞泉の解説

すうふく‐じ【崇福寺】

滋賀県大津市滋賀里町にあった寺。大津宮(おおつのみや)遷都の翌年、天智天皇7年(668)勅願によって創建。たびたびの火災で衰微、寛喜2年(1230)園城寺に付属し、以後廃絶。志賀寺。志賀山寺
そうふくじ(崇福寺)
Sung Phuc Tu》⇒タイフーン寺

そうふく‐じ【崇福寺】

福岡市博多区にある臨済宗大徳寺派の寺。山号は横岳山。仁治2年(1241)湛慧(たんえ)が太宰府に創建。慶長5年(1600)黒田長政現在地に移し、菩提寺として再興した。
長崎市鍛冶屋(かじや)町にある黄檗(おうばく)宗の寺。山号は聖寿山。中国福建省の商人らが福州人の菩提寺として寛永6年(1629)創建。開山は超然(ちょうねん)。中興開山は即非如一(そくひにょいち)大雄宝殿と第一峰門は国宝。福州寺。支那寺。すうふくじ。

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百科事典マイペディアの解説

崇福寺【すうふくじ】

近江(おうみ)国滋賀郡にあった古寺。668年天智天皇の創建と伝え,1230年に園城寺に付属するが,廃絶した。遺跡は大津市滋賀里町にあり,国指定史跡。金堂,講堂,弥勒(みろく)堂,小金堂,塔の跡が通称見世山中に点在する。
→関連項目魚々子

崇福寺【そうふくじ】

長崎市鍛冶屋町にある黄檗(おうばく)宗の寺。本尊釈迦如来。1629年明の帰化商人王氏らが僧超然を開山として創建,のち隠元が住して黄檗宗を伝え,その弟子即非が伽藍(がらん)を整備した。
→関連項目黄檗宗長崎[市]

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デジタル大辞泉プラスの解説

崇福(そうふく)寺

長崎県長崎市にある寺院。1629年創建。宗派は黄檗宗、本尊は釈迦如来。国宝の大雄宝殿など多くの文化財を所有。

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世界大百科事典 第2版の解説

すうふくじ【崇福寺】

滋賀県大津市にあった古代の官寺。志賀山寺ともいい,668年(天智7)天智天皇が霊夢により大津宮の北西山中に創建したと伝える。《扶桑略記》が引く縁起によると,諸堂舎がそなわり,弥勒の丈六像を本尊とした。798年(延暦17)には十大寺の一つに数えられたが,921年(延喜21)火災のため焼失した。再建の後もまた965年(康保2)火災にあい,しだいに衰退し,13世紀以後まったく廃絶した。【中井 真孝】
崇福寺跡
 二つの小さな谷をはさんで南北3ヵ所に礎石が残っている。

そうふくじ【崇福寺】

福岡市にある臨済宗大徳寺派の寺。山号は横岳山。1241年(仁治2)随乗房湛慧が大宰府横岳に建立し円爾弁円を開山とした。43年(寛元1)官寺に列せられ,71年(文永8)南浦紹明も入寺し,80年(弘安3)には東福寺下に属した。その後,室町時代には諸山,十刹にも列せられ,また大友宗麟の保護も受けたが,1586年(天正14)兵火に罹(かか)り諸堂がことごとく焼失した。近世に入り,1602年(慶長7)黒田長政は寺基を現在の地に移し菩提所となし,諸堂再建,寺領寄進等を行う一方,京都大徳寺の春屋良把を請じて中興開山とした。

そうふくじ【崇福寺】

長崎市にある黄檗(おうばく)宗の寺。山名は聖寿山。黄檗宗の寺としては日本最古の寺である。1629年(寛永6)(一説には1632年)明人商人王氏らにより創建され,福州より渡来した超然(ちようねん)を開山とした。このため福州寺とも別称される。1644年(正保1)重建され,51年(慶安4)には道者超元が院事を領し,続く55年(明暦1)には京都の万福寺の開祖として名高い隠元が入寺した。この後,隠元門下の即非如一が中興として堂舎の改築に尽力した。

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大辞林 第三版の解説

すうふくじ【崇福寺】

大津市滋賀里町にあった寺。668年天智天皇の勅願で建立。十大寺の一つとして栄えたが、一〇世紀以降衰微。今、礎石を残す。志賀山寺。志賀寺。

そうふくじ【崇福寺】

福岡市にある臨済宗大徳寺派の寺。山号、横岳山。1241年湛慧の開創。南浦紹明の開山。慶長年間(1596~1615)黒田長政が現地に移し、春屋宗園を中興の祖として再建した。
長崎市にある黄檗おうばく宗の寺。山号、聖寿山。1629年渡来した中国商人が創建。開山は超然。中国人の菩提寺として中国人の墓が多い。支那寺。唐寺。福州寺。

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世界大百科事典内の崇福寺の言及

【舎利容器】より


[日本]
 古代寺院跡から発見された舎利容器の実例は数例にしかすぎないが,それらの例からすれば外容器として金器,銀器,銅器が順に入れ子にして用いられ,舎利の直接容器としてガラス器を用いるのが正式なものだったようである。崇福寺跡の例では,心礎の側面にうがたれた舎利孔から金製の蓋をもつ緑色のガラス製舎利容器を納めた金箱,銀箱,金銅箱の外容器が,法隆寺では西院五重塔心礎上面にうがたれた舎利孔から銀栓をした緑色のガラス製舎利容器を納めた透し彫の卵形金器,同銀器,金銅壺が出土した。山田寺の場合もこうした埋納法であることが《上宮聖徳法王帝説》裏書に見えているので,断片的に遺存している飛鳥寺,法輪寺,太田廃寺なども同じような形で埋納されたものと考えられる。…

【黄檗美術】より

…江戸初期の黄檗宗の渡来は,当時最新の中国文化を日本に紹介するうえで大きな役割を果たしたが,美術の分野でもその足跡は建築,彫刻,絵画,書,工芸の各分野に及んでいる。建築ではまず,長崎の居留民のために崇福寺,福済寺,興福寺などがつくられた。崇福寺の第一峰門(1644),大雄宝殿(1646)がその代表的遺構であり,渡来工人による明代の寺院建築の意匠,彩色が強い異国風を感じさせる。…

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