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陸橋説 りっきょうせつ

世界大百科事典 第2版の解説

りっきょうせつ【陸橋説】

大洋にへだてられた二つの大陸に産する化石群の間に近縁性が認められる場合があるが,この化石群の近縁性を説明するために,両大陸を連結する陸地がかつて中間の海洋部分に存在していたと考えるのが陸橋land bridge説で,例えば,アフリカと南アメリカの古・中生代化石群の近縁性を説明するため,両大陸をつなぐ大陸が現在の南大西洋域に白亜紀まで存在したとするような考え方である。この説では,海洋と大陸の地殻構成の違いを無視することになり,また両大陸の地質構造の類似性が説明できず,その後,大陸移動説によってより合理的に説明されるようになった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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