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隅田川浪五郎 すみだがわ なみごろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

隅田川浪五郎 すみだがわ-なみごろう

1830-? 幕末-明治時代の手品師。
天保(てんぽう)元年生まれ。江戸の人。慶応2年アメリカ人興行師にやとわれ,浜碇定吉(はまいかり-さだきち)らと一座18人で渡米。翌年パリ万国博覧会で公演。以後ヨーロッパ各地を巡演,明治4年帰国した。再渡航後,17年から三遊亭遊成の名で寄席へ出演。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

隅田川浪五郎

没年:没年不詳(没年不詳)
生年:天保1(1830)
幕末明治期の手品師。浪五郎は本名。江戸生まれ。矢師の父のもとで修業中に養老滝五郎から手品を習い,嘉永1(1848)年鈴川春五郎に弟子入りする。紙を細かく切って扇子であおぐ「蝶の舞」が巧みで,元治1(1864)年以降,横浜在留の外国人にバタフライトリックの名で賞賛された。慶応2(1866)年米人バンクスに連れられて浜碇定吉らと渡米。1867年万博でにぎわうパリやロンドンをはじめヨーロッパ諸国で「蝶の舞」を演じ,明治2(1869)年ごろ帰国した。8年に再度海外へ出かけ,17年に帰朝後は三遊亭遊成の名で寄席へ出演した。

(倉田喜弘)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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