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隙間翼 すきまよく

百科事典マイペディアの解説

隙間翼【すきまよく】

スラット

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

隙間翼
すきまよく
slotted wing

航空機の主翼の前縁部に翼の下面から上面に通じる溝状の孔(スロットslot)を設け、迎え角(翼型の基準線と翼に当たる気流との相対角度)が大きくなったとき、このスロットを通って翼下面から上面へ空気が流れ、翼上面の気流の剥離(はくり)を抑えて失速を遅らせ大きな揚力係数を得る装置。高揚力装置の一種である。隙間を固定したものと、油圧などを利用してフラップと連動させて開くものとがある。また翼の前縁部を可動式にして、迎え角が大きくなったとき、空気力学的あるいは油圧や高圧空気などで前下方へ張り出して隙間を形づくるものがあり、この可動式の部分をスラットslatとよぶ。[落合一夫]

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世界大百科事典内の隙間翼の言及

【高揚力装置】より

…後者はクルーガーフラップと呼ばれ,翼のキャンバーを増す効果と翼の面積を増す効果をもち,輸送機などに見られる。(2)スラット 隙間翼ともいう。翼の迎え角が大きくなると,空気はまず前縁よりやや後ろの翼下面に当たり,ここから前縁を回って翼の上面に流れていくので,その間に勢いをなくしてはがれやすくなり失速する。…

※「隙間翼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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