精選版 日本国語大辞典 「障泥烏賊」の意味・読み・例文・類語
あおり‐いか あふり‥【障泥烏賊】
〘名〙 ヤリイカ科のイカ。本州中部以南の沿岸、特に九州沿岸、相模湾で多くとれる。肉は柔らかく上質の刺身、すし種になり、するめにも加工される。胴は長さが約五〇センチメートルで、中央部が広がった円錐形。体色は黒褐色で、雄には多数の横縞がある。名称は肉ひれの動きを馬具の障泥に見立てたもの。みずいか。もいか。ばしょういか。
※俳諧・類船集(1676)知「あふり烏賊(イカ)は色もかはる」
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