デジタル大辞泉 「隠れ待機児童」の意味・読み・例文・類語 かくれ‐たいきじどう【隠れ待機児童】 認可保育所に入所できない待機児童のうち、保護者が育児休業中であるなどの理由から集計されていない児童。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「隠れ待機児童」の解説 隠れ待機児童 認可保育施設に入所できなかったにもかかわらず、「待機児童」と認定されなかった子どもの通称。特定施設を希望し、空きがある通える施設に入らなかったと自治体が判断したり、自治体が補助する認可外施設に入ったりした場合、厚労省の定義では待機児童の対象外となる。そのため、希望通りの施設に入れなくとも「待機児童」とは認定されない。2016年3月の衆議院功労委員会における塩崎恭久厚生労働相の答弁で、15年4月時点でこういった児童が少なくとも4万9000人いたことが判明。同時期に自治体が待機児童と認定した児童は2万3167人だったことから、実態を反映していないとの指摘も出ている。 (2016-3-23) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報