図書館情報学用語辞典 第5版 「隠印」の解説 隠印 人目に付きにくい図書ののどの部分などに押される小型の印.それぞれの図書館によって,ある特定のページに小型の館名印などを押す.蔵書印の押されている標題紙,表紙,奥付が切り取られてもその館の蔵書とわかるようにするために,すなわち盗難図書の発見や予防を目的として使用された.保存を中心に考え,紛失を極度に恐れていた時代には必ずといってよいほど使用されていたが,利用中心となった現在では,ほとんど使用されなくなった.よく似たものに小口印があり,これは,図書の天か地の小口に館名やマーク化した印を押すもので,現在でもある程度使用されている.[参照項目] 蔵書印 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by