コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

蔵書印 ゾウショイン

6件 の用語解説(蔵書印の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ぞうしょ‐いん〔ザウシヨ‐〕【蔵書印】

蔵書に押して、その所有を示す印。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

蔵書印【ぞうしょいん】

蔵書家が所蔵本に押して,その所有を証明する印。中国,日本で発達。印材には玉,石,金属などを用いる。印文,書体,印形に工夫をこらしたものが多く,欧米の蔵書票に相当。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ぞうしょいん【蔵書印】

書物の所蔵者が所蔵の本に押印して所有をあらわす印章。東洋に発達したもので,印材には玉,石,金属,骨,牙,貝殻,木,竹などが用いられた。日本の蔵書印で古いものは,正倉院御物にみる光明皇后(701‐760)の〈積善藤家〉〈内家私印〉などが知られ,また,横浜市の金沢称名寺の〈金沢(かねさわ)文庫〉という長方形の2種が著名である。蔵書印はだいたい蔵書家の姓か,雅号か姓名または文庫名を入れたものが多いが,ときには書物に対する希望や警句などを入れたものもある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ぞうしょいん【蔵書印】

その所蔵者を明らかにするために書籍に押した印。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

蔵書印
ぞうしょいん

書籍の所有を明らかにするために、所蔵書に押捺(おうなつ)する印章をいう。蔵書票がヨーロッパで行われたのに対し、蔵書印は東洋で発達した。中国の影響を受け、わが国では奈良時代からの存在が知られており、光明(こうみょう)皇后の「積善藤家」「内家私印」や、「東大寺印」「西大寺印」が古い例である。蔵書印は明治初期まで盛んに用いられたが、書籍の伝来や価値を判定するうえで重要な資料となる場合が少なくない。印材には玉(ぎょく)・石、銅・金・銀などの金属、象牙(ぞうげ)、竹、木などが用いられたが、形態、印文、書体は多種多様である。印肉は朱、墨、緑、茶など各種のものが使われている。[朝倉治彦]
『小野則秋著『日本の蔵書印』(1977・臨川書店)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

図書館情報学用語辞典の解説

蔵書印

所蔵を示すために図書に押された印影または印判.押印の目的は集書の散逸を防ぐことにあるが,自分以外の読者の目に触れることを意識しての面もある.書物に印を押す習慣は,中国から日本へ移入され普及した.印の大きさ,形状,意匠などはさまざまである.図書館の蔵書印には図書館名が彫られているが,今日では,加えて受入登録番号や受入年月などをセットして,蔵書印としたものも見られる.欧米では,蔵書印に代わるものとして蔵書票がある.

出典|図書館情報学用語辞典 第4版
©All Rights Reserved, Copyright Nihon Toshokan Joho Gakkai, 2013 編者:日本図書館情報学会用語辞典編集委員会 編
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の蔵書印の言及

【朱印】より

…歴史的には朱印が正式とされ,略式の黒印より優位にあって,庶民階級は明治以降はじめて朱印の使用を公認された。古代の黒印は蔵書印にのみ見えるが,これは二次的な印章としての使い方である。しかし,中世前期には一次的な印章たる黒印として花押を版刻した花押印が便宜的略式印として文書に使われはじめた。…

※「蔵書印」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

蔵書印の関連キーワード蔵書所有挟書御物蒔絵所蔵内帑人手物の本分蔵借地権付住宅

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

蔵書印の関連情報