雁喰豆(読み)がんくいまめ

精選版 日本国語大辞典 「雁喰豆」の意味・読み・例文・類語

がんくい‐まめガンくひ‥【雁喰豆】

  1. 〘 名詞 〙 大豆(だいず)栽培品種。大豆の葉はふつう三つの小葉に分かれるが、これは五小葉になる。豆粒にあるくぼみを雁の食べたあとと見てこの名がある。がんくい。ごいしまめ。五葉(ごは)豆。
    1. [初出の実例]「足の裏が豆だらけさ。しかもがんくひ豆(マメ)けしからねへ大きひよ」(出典洒落本・虚実情の夜桜(1800)宵の虚言)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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