雁喰豆(読み)がんくいまめ

精選版 日本国語大辞典 「雁喰豆」の意味・読み・例文・類語

がんくい‐まめガンくひ‥【雁喰豆】

  1. 〘 名詞 〙 大豆(だいず)栽培品種。大豆の葉はふつう三つの小葉に分かれるが、これは五小葉になる。豆粒にあるくぼみを雁の食べたあとと見てこの名がある。がんくい。ごいしまめ。五葉(ごは)豆。
    1. [初出の実例]「足の裏が豆だらけさ。しかもがんくひ豆(マメ)けしからねへ大きひよ」(出典洒落本・虚実情の夜桜(1800)宵の虚言)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 まめ

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む