雅俗折衷(読み)がぞくせっちゅう

精選版 日本国語大辞典 「雅俗折衷」の意味・読み・例文・類語

がぞく‐せっちゅう【雅俗折衷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 風雅なものと卑俗なものとをそれぞれ適当に取捨して用いること。
    1. [初出の実例]「総て座敷のさま所謂雅俗折衷(ガゾクセッチウ)にて」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙一八)
  3. 雅語文語体)と俗語口語体)とを適当にまぜて用いること。
    1. [初出の実例]「雅俗折衷(ガゾクセッチウ)の地の文と」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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