雑人輩(読み)ゾウニンバラ

デジタル大辞泉 「雑人輩」の意味・読み・例文・類語

ぞうにん‐ばら〔ザフニン‐〕【雑人輩】

《「ばら」は接尾語》雑人ども。武家では、具足を着用しない雑兵ぞうひょう
矢面の―そこのき候へとて」〈平家一一

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精選版 日本国語大辞典 「雑人輩」の意味・読み・例文・類語

ぞうにん‐ばらザフニン‥【雑人輩・雑人原】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ばら」は接尾語 ) 雑人ども。身分の低い者ども。また、武家では、具足をつけないで武士に従った雑兵中間(ちゅうげん)荒子(あらしこ)
    1. [初出の実例]「矢おもての雑人原そこのき候へとて」(出典:平家物語(13C前)一一)

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