デジタル大辞泉 「矢面」の意味・読み・例文・類語 や‐おもて【矢面/矢表】 《2が原義》1 質問や非難などをまともに受ける立場。「―に立って答弁する」2 敵の矢の飛んでくる正面。「―に進んだる者二騎、射落とされぬ」〈古活字本保元・中〉[類語](1)もろに・もろ・直接的・正面・真ん前・前方・向かい・真向かい・真向き・真っ向・真正面・真面まおもて・直じか・直じかに・直直じきじき・直接・直ちょく・単刀直入・率直・露骨・ずばり・ざっくばらん・ずけずけ・あけすけ・ストレート・ダイレクト・歯に衣きぬ着せぬ・てきめん・まとも・差し向かい・相対あいたい・対たい・あからさま・あらわ・むき出し・赤裸・赤裸裸・公然・ずばずば・無ぶ遠慮・えげつない・フランク・遠慮会釈もない・きっぱり・断固・毅然きぜん・開けっ放し・開けっ広げ・不躾ぶしつけ・身も蓋ふたもない 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「矢面」の意味・読み・例文・類語 や‐おもて【矢面・矢表】 〘 名詞 〙① 矢軍(やいくさ)のとき、敵の矢の飛んで来る方に向いた面。[初出の実例]「矢おもての雑人原そこのき候へ」(出典:平家物語(13C前)一一)② 組紐の組目の色の配置が、矢羽の形をしたもの。[初出の実例]「組に、やおもてといふ組を、家の面に寄て、せどまで月をめぐらす心ばせ」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)五一番)③ 質問・非難・攻撃などの集中する立場。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by