雨天順延(読み)ウテンジュンエン

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「雨天順延」の意味・読み・例文・類語

うてん【雨天】 順延(じゅんえん)

  1. 行事を実施するにあたり、その日が雨降りのときは次の日にと、雨があがるまで順送り一日ずつ延ばすこと。雨天日送り。
    1. [初出の実例]「吉原の仁和賀〈略〉雨天順延(ウテンジュンエン)によりて晴天十五日間を演ずるので」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉九月暦)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「雨天順延」の解説

雨天順延

行事を実施するにあたり、その日が雨降りのときは次の日にと、雨があがるまで順送りに一日ずつ延ばすこと。雨天日送り。

[使用例] 吉原の仁和賀〈略〉雨天順延によりて晴天十五日間を演ずるので有るが[若月紫蘭*東京年中行事|1911]

[使用例] 球場の使用は一日の延期も許されぬぎりぎりの契約だった。従ってこの大会に雨天順延ということはあり得なかった[井上靖闘牛|1949]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む