雨畑(読み)あまばた

精選版 日本国語大辞典 「雨畑」の意味・読み・例文・類語

あま‐ばた【雨畑】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あまばたいし(雨畑石)」の略。
    1. [初出の実例]「就中、土佐、石王寺、雨端(アマバタ)の類上材也」(出典随筆・好古小録(1795)下)
  3. あまばたすずり(雨畑硯)」の略。
    1. [初出の実例]「雨はたの海へゆゑんの早手雲」(出典:雑俳・柳多留‐八一(1824))

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雨畑」の意味・わかりやすい解説

雨畑
あめはた

山梨県西部,赤石山脈中の集落早川町に属する。早川の支流雨畑川の谷にある。まったく水分を吸収しない黒色粘板岩が採取され,良質の硯石産地として知られたが,現在はほとんど産出していない。

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