雪目(読み)ユキメ

デジタル大辞泉 「雪目」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐め【雪目/雪眼】

晴天雪原などにいて、雪に反射した紫外線で目が炎症を起こし、痛くなったり見えにくくなったりすること。雪眼炎雪盲せつもう 冬》「こころもとなき―して上京す/青畝

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精選版 日本国語大辞典 「雪目」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐め【雪目・雪眼】

  1. 〘 名詞 〙 紫外線の作用で目の表面に軽いやけどを起こした状態。目が痛んで、まぶしく、涙が出る。雪盲(せつもう)。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「涙ぐむしなあえかなる雪眼かな」(出典:霊芝(1937)〈飯田蛇笏〉昭和一〇年)

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改訂新版 世界大百科事典 「雪目」の意味・わかりやすい解説

雪目 (ゆきめ)

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百科事典マイペディア 「雪目」の意味・わかりやすい解説

雪目【ゆきめ】

雪眼炎(せつがんえん)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「雪目」の意味・わかりやすい解説

雪目
ゆきめ

雪盲

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世界大百科事典(旧版)内の雪目の言及

【雪眼炎】より

…スキーや積雪期登山などに際し大量の紫外線にさらされたとき,通常6~10時間の潜伏期をおいて急激に羞明(しゆうめい)(まぶしがること),流涙,異物感,眼痛等をおこすものをいい,〈雪盲〉,また俗に〈雪目〉ともいう。雪面から反射した紫外線が結膜や角膜を侵すためで,上記の自覚症状のほか,球結膜の浮腫,充血が強く,また瀰漫(びまん)性表層角膜炎diffuse superficial keratitisが認められる。…

※「雪目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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