(読み)フン

デジタル大辞泉 「雰」の意味・読み・例文・類語

ふん【雰】[漢字項目]

常用漢字] [音]フン(呉)(漢)
もやもやとした大気。「雰囲気
[補説]「ふん」と通用する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「雰」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 12画

(旧字)
12画

(異体字)氛
8画

[字音] フン
[字訓] きり・きりふる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(分)(ふん)。に分散するものの意がある。〔説文一上に氛を正字とし、重文として録する。〔玉〕に「霧の氣なり」とあり、雲霧のようにくもる状態をいう。

[訓義]
1. きり、きりふる。
2. ふりしきるさま、雨や雪のふりしきるさま。
3. また氛に作り、祥氛・悪氛をいう。

[古辞書の訓]
名義抄 キル・ハル 〔立〕 タヒラカニ・キリ・トブ・ユキノヲツル・ユル・クモレル

[熟語]
雰埃雰気雰虹雰糅雰濁雰雰雰霧
[下接語]
炎雰・降雰・絳雰・紫雰・朱雰・翠雰・霜雰・濃雰・飛雰・碧雰・暮雰・霧雰

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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