雲壌(読み)ウンジョウ

デジタル大辞泉 「雲壌」の意味・読み・例文・類語

うん‐じょう〔‐ジヤウ〕【雲壌】

雲と大地天地両者の間の相違のはなはだしいことのたとえ。雲泥

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雲壌」の意味・読み・例文・類語

うん‐じょう‥ジャウ【雲壌】

  1. 〘 名詞 〙 雲と土。雲泥。天地。おもに、二つのものの相違や差がはなはだしいことにたとえて用いられる。
    1. [初出の実例]「那(あの)鯽三(ふなぞう)に比(くらぶ)れば、実に雲壌(ウンジャウ)差別(けじめ)あり」(出典読本南総里見八犬伝(1814‐42)八)
    2. [その他の文献]〔韓偓‐春悶偶成詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android