事典 日本の地域ブランド・名産品 「雲州薬用人参」の解説
雲州薬用人参[根菜・土物類]
うんしゅうやくようにんじん
主に松江市などで生産されている。雲州での人参の栽培は、松江藩の財政を補う事業として江戸時代中期に始められたといわれる。漢方の世界では人参は上薬として位置づけられており、滋養・強壮に効果的。雲州人参の人参根は、原材料として高麗人参に並ぶものとして海外市場でも高く評価されている。現在は生産量の大半が香港や台湾へ輸出されている。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報