滋養(読み)ジヨウ

デジタル大辞泉 「滋養」の意味・読み・例文・類語

じ‐よう〔‐ヤウ〕【滋養】

からだの栄養となること。また、そのもの。「滋養をとる」「滋養物」
[類語]栄養養分人工栄養栄養分栄養素栄養価炭水化物含水炭素糖質糖類澱粉蛋白質アミノ酸ゼラチンコラーゲン脂肪・脂肪分・脂質ビタミンミネラル灰分無機質食物繊維

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精選版 日本国語大辞典 「滋養」の意味・読み・例文・類語

じ‐よう‥ヤウ【滋養】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 育て養うこと。
    1. [初出の実例]「霞は万物を滋養する徳気あり」(出典:乾坤弁説(1656)亨)
    2. [その他の文献]〔白玉蟾‐寒松序〕
  3. からだの栄養となること。動植物が成長する糧となること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「気血滋養(ジヤウ)を失し周流せず」(出典:全九集(1566頃)四)
    2. 「何か滋養(ジヤウ)になるものを食べろと云って」(出典:ながし(1913)〈森鴎外〉)

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普及版 字通 「滋養」の読み・字形・画数・意味

【滋養】じよう(やう)

やしない育てる。宋・秦観財用、下〕臣嘗(かつ)て以爲(おも)へらく、理財は、地力を盡すに(し)くは(な)しと。~風霆雨露の發生する、山林川澤のは、財の從(よ)りて出づるなり。

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