雲林院城跡(読み)うじいじようあと

日本歴史地名大系 「雲林院城跡」の解説

雲林院城跡
うじいじようあと

[現在地名]芸濃町雲林院 城山・風呂之谷

美濃夜みのや神社の社域の背後に続くしろ(標高約一七〇メートル、比高七〇メートル)の山頂にある。北から西にかけて安濃あのう川が深く谷を刻み、西から南にかけて風呂之ふろの谷の深い急斜面をなす。東方は市場いちば集落に向かってやや緩傾斜尾根が延びる。山頂には主郭と思われる三〇メートル四方ほどの方形平地があり、それより東および北東に延びる二つの尾根には削平地や掘割があり、自然地形を巧みに利用した堅固な縄張りとなっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む