論功行賞(読み)ロンコウコウショウ

デジタル大辞泉 「論功行賞」の意味・読み・例文・類語

ろんこう‐こうしょう〔‐カウシヤウ〕【論功行賞】

功績を論じ、その程度に応じて賞を与えること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「論功行賞」の意味・読み・例文・類語

ろんこう‐こうしょう‥カウシャウ【論功行賞】

  1. 〘 名詞 〙 功績の有無大小を論じ定めて、それに応じて賞を行なうこと。
    1. [初出の実例]「露国の論功行賞は第一が日本満洲軍総参謀長児玉源太郎」(出典:報知新聞‐明治三八年(1905)九月二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「論功行賞」の解説

論功行賞

功績の有無・大小をよく論じ定め、それにふさわしい賞を各人に与えること。

[使用例] 日露役の論功行賞で或は鷗外にも爵位が与えられたのかもしれないが[高橋義孝森鷗外|1954]

[使用例] 本来ならば論功行賞を授けられてしかるべき勝利の将軍(ジェネラーレ)が、その温厚慎重さゆえに面責され、追放に処せられたのである[辻邦生安土往還記|1968]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android