雲津水国(読み)くもつ すいこく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雲津水国」の解説

雲津水国 くもつ-すいこく

1682-1734 江戸時代中期の俳人
天和(てんな)2年生まれ。貴志沾洲(きし-せんしゅう)の門人。江戸大門(おおもん)通りの釘銅物商伊勢屋の2代目。30歳のころ吉原三浦屋の遊女高尾を身請けして隠居し,俳諧(はいかい)の宗匠となった。門人に炭太祇(たん-たいぎ)がいる。享保(きょうほう)19年5月8日死去。53歳。通称は佐次兵衛。著作に「身程の日記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android