雲紋竹(読み)ウンモンチク

デジタル大辞泉 「雲紋竹」の意味・読み・例文・類語

うんもん‐ちく【雲紋竹】

ハチク変種。茎の表面に紫褐色の雲状の斑点がある。近畿地方などに自生するが、観賞用・工芸用に栽培もされる。斑竹はんちく丹波たんば斑竹

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精選版 日本国語大辞典 「雲紋竹」の意味・読み・例文・類語

うんもん‐ちく【雲紋竹】

  1. 〘 名詞 〙 ハチクの栽培品種。稈(かん)の表面に紫褐色の雲紋形の斑点がある。滋賀県の山地などに自生もあるが、観賞用に庭に植えられ、筆軸、杖、竹細工材料ともなる。斑竹(はんちく)。こはんちく。たんばはんちく。とらふだけ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「雲紋竹」の解説

雲紋竹 (ウンモンチク)

植物淡竹の変種

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世界大百科事典(旧版)内の雲紋竹の言及

【ハチク】より

…丹波斑竹(たんばはんちく)cv.Boryanaは稈の表面に黒褐色の斑紋がある。雲紋竹(うんもんちく),斑竹ともいわれ,観賞用にされ,竹材は家具材にされる。胡麻竹(ごまたけ)cv.Punctataは稈に茶褐色のゴマ状の斑点がついている。…

※「雲紋竹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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