電子手帳(読み)デンシテチョウ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「電子手帳」の意味・読み・例文・類語

でんし‐てちょう‥てチャウ【電子手帳】

  1. 〘 名詞 〙 電卓機能を拡張した文書作成機能と記憶部を備えた手帳大のコンピュータ。スケジュール・住所などの管理のほか、ICカードを用いて辞典類としても利用できる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電子手帳」の意味・わかりやすい解説

電子手帳
でんしてちょう

手帳サイズの携帯情報端末。カレンダー,スケジュール帳,住所録メモ帳,電卓などの機能をもつ。ICカードを使用して英和辞書国語辞典表計算ソフトウェアなどの機能が拡張でき,パーソナル・コンピュータやワードプロセッサとのデータ交換も可能になる。1990年代から PDA; personal digital assistantの名称で,通信機能を強化した製品が登場した。1993年,アップルがペン入力による手書き文字認識機能を備え,パソコン通信による電子メール送受信が可能な Newton MessagePadを発売。続いて企業名を冠した Palm,ファクシミリ機能やパソコン通信機能を付加したシャープザウルスなどが販売され,人気を博した。

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百科事典マイペディア 「電子手帳」の意味・わかりやすい解説

電子手帳【でんしてちょう】

住所録,スケジュール,メモ帳機能を有した携帯型の情報機器のこと。1987年ごろから各社商品化を開始した。当初は単なる手帳の置き換えであったが,その後,パーソナルコンピューターとの接続によるデータ共有や,通信機能を内蔵してインターネットに接続できる機種モバイルコンピューター)が登場してきた。

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