デジタル大辞泉 「電子捕獲型超新星」の意味・読み・例文・類語 でんしほかくがた‐ちょうしんせい〔デンシホクワクがたテウシンセイ〕【電子捕獲型超新星】 太陽の8倍から10倍程度の質量をもつ恒星が起こす超新星爆発。この質量の恒星は、最終的に鉄よりも軽い酸素・ネオン・マグネシウムからなるコアを形成する。コアの原子核が電子捕獲することで重力崩壊が生じ、超新星爆発を引き起こす。[補説]1980年に野本憲一が理論的に予測。2018年に発見されたきりん座の超新星SN2018zdは、その明るさの変化の詳細な観測から、初めて見つかった電子捕獲型超新星だったと考えられている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例