電子捕獲型超新星(読み)デンシホカクガタチョウシンセイ

デジタル大辞泉 「電子捕獲型超新星」の意味・読み・例文・類語

でんしほかくがた‐ちょうしんせい〔デンシホクワクがたテウシンセイ〕【電子捕獲型超新星】

太陽の8倍から10倍程度の質量をもつ恒星が起こす超新星爆発。この質量の恒星は、最終的によりも軽い酸素ネオンマグネシウムからなるコアを形成する。コアの原子核電子捕獲することで重力崩壊が生じ、超新星爆発を引き起こす。
[補説]1980年に野本憲一が理論的に予測。2018年に発見されたきりん座超新星SN2018zdは、その明るさの変化の詳細な観測から、初めて見つかった電子捕獲型超新星だったと考えられている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む