電子航法研究所(読み)デンシコウホウケンキュウジョ

デジタル大辞泉 「電子航法研究所」の意味・読み・例文・類語

でんしこうほう‐けんきゅうじょ〔デンシカウハフケンキウジヨ〕【電子航法研究所】

航空交通システムの高度化や安全性向上に関する研究を行う国立研究開発法人。昭和42年(1967)設立。平成28年(2016)海上・港湾・航空技術研究所となる。ENRI(Electronic Navigation Research Institute)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「電子航法研究所」の意味・わかりやすい解説

電子航法研究所
でんしこうほうけんきゅうじょ

国立研究開発法人海上港湾・航空技術研究所を構成する研究所の一つ。電子航法電波航法)に関する研究・開発などを行う。英語名はElectronic Navigation Research Institute、略称はENRI。1950年(昭和25)設立の運輸技術研究所に、1953年に航空部が置かれ、1961年には航空部内に電子航法研究室が設置された。その後、船舶技術研究所電子航法部(1963)を経て、1967年に電子航法研究所となった。2001年(平成13)1月、中央省庁再編に伴い国土交通省に所属変更し、同年4月に独立行政法人移行。さらに2015年4月、独立行政法人から国立研究開発法人に名称を変更した。2016年4月、海上技術安全研究所、港湾空港技術研究所との統合により海上・港湾・航空技術研究所となり、同研究所内の組織の一つとなった。本所の所在地は東京都調布市深大寺(じんだいじ)東町

[編集部 2017年6月20日]

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