電気粘性効果(読み)デンキネンセイコウカ

化学辞典 第2版 「電気粘性効果」の解説

電気粘性効果
デンキネンセイコウカ
electroviscous effect

アインシュタインの粘度式によれば,懸濁液粘度は分散粒子の大きさには無関係にみえるが,実際には,粒子が小さくなると水中では粘度が増す傾向が認められている.これは,粒子表面にイオン電気二重層を伴うために,その有効体積が増すことによるものと考えられる.この場合,還元粘度濃度の小さい範囲で極小を示す.高分子電解質水溶液において,とくにいちじるしく現れ,濃度→0で異常に大きい値を示すが,低分子電解質を加えるとこれが抑制され,非帯電高分子と同様に,還元粘度は濃度→0とともに低下を示す.このとき,添加する低分子電解質の電気粘性の異常性抑制作用には,シュルツ-ハーディの法則が適用され,イオン価が高いほどその効果が大きい.これは高分子をとりまく電気二重層の厚さに関連することを示すものである.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む