需要創出効果(読み)じゅようそうしゅつこうか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「需要創出効果」の意味・わかりやすい解説

需要創出効果
じゅようそうしゅつこうか

政府の財政支出など,国民経済全体の有効需要を高めるための需要創出政策をとることで,乗数効果を通じて初期の支出の数倍もの有効需要が創出される効果のことをいう。 1930年代に見られたような構造的不況原因には,資本労働など生産能力が過剰で有効需要が相対的に不足していたことがあり,こうした不況を克服するには,政府による財政支出の拡大が有効な手段と考えられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む