震源面(読み)しんげんめん

最新 地学事典 「震源面」の解説

しんげんめん
震源面

seismic plane

深発地震帯(和達-ベニオフ帯とも)の分布の中心に仮想された曲面震源はこの面の周辺に集まっていると考えられていたが,1974年にその一部が2層構造になっていることが見いだされた。日本付近では,日本海溝の底から始まり,大陸の下へ向かって斜めに傾き下がる。東日本(千島-那須-富士)火山帯の下では100~200kmの深さに達し,北海道北部-日本海-中部地方-小笠原西方では200~300km, 沿海州-朝鮮北東岸付近では400~500kmも深くなる。日向灘から始まり,西方へ傾き下がる同様な面もある。一般に弧状列島に伴う深発地震帯では,起震面は比較的明瞭で,海溝の底から始まり,島弧の下を通ってその反対側(多くは大陸側)へ傾き下がる。最深は700km。非島弧地域(例,パミールエーゲ海)の深発地震帯には,このような面は認められない。参考文献海野徳仁ほか(1975) 地震,27巻

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参照項目:島弧

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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