霎時(読み)ショウジ

デジタル大辞泉 「霎時」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じ〔セフ‐〕【×霎時】

しばらくの間。ちょっとの間。暫時ざんじ。副詞的にも用いる。
「―樹林の傍に駐屯せし中」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「霎時」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じ セフ‥【霎時】

〘名〙 (「霎」は少しの間降る雨の意) すこしの間。しばらくの間。ちょっとの間。
※六如庵詩鈔‐二編(1797)六・峩山松蕈歌「千担万担走城郭恐霎時都皴」
※自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉写生帖「諸君、幸に心を静めて此一霎時(セウジ)の音を聞け」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「霎時」の読み・字形・画数・意味

【霎時】しようじ

片時

字通「霎」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android