霓裳羽衣(読み)ゲイショウウイ

デジタル大辞泉 「霓裳羽衣」の意味・読み・例文・類語

げいしょう‐うい〔ゲイシヤウ‐〕【××裳羽衣】

虹のように美しい羽衣はごろも天人仙女などの着る衣。
唐の玄宗が、夢の中で見た天上月宮殿での天人の舞楽にならって作ったと伝えられる楽曲。霓裳羽衣の曲。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「霓裳羽衣」の意味・読み・例文・類語

げいしょう‐ういゲイシャウ‥【霓裳羽衣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. にじのように美しいすそを引いたもすそと羽衣(はごろも)。天人、仙女などの衣。
    1. [初出の実例]「霓裳羽衣(ゲイシャウウイ)のよそをひを、天人影向(やうがう)するかと」(出典源平盛衰記(14C前)三二)
  3. げいしょううい(霓裳羽衣)の曲
    1. [初出の実例]「霓裳羽衣、非恩命進」(出典:本朝文粋(1060頃)一一・草樹暗迎春詩序〈紀長谷雄〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む