青帝(読み)セイテイ

デジタル大辞泉 「青帝」の意味・読み・例文・類語

せい‐てい【青帝】

天帝の一。春をつかさどる天帝。方位は東、色は青を配する。東帝蒼帝そうてい。また転じて、異称 春》

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精選版 日本国語大辞典 「青帝」の意味・読み・例文・類語

せい‐てい【青帝】

  1. 五天帝の一つ東方をつかさどる神。また、春をつかさどる天帝。春の神。青皇。東帝。東君。転じて、春の異称。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「夫時属青帝之上月、候迎紫姑之後朝」(出典本朝文粋(1060頃)八・春王霽色中詩序〈源順〉)
    2. 「春を青帝と云は、色について云ぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐祭祀志〕

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