青線区域(読み)アオセンクイキ

デジタル大辞泉 「青線区域」の意味・読み・例文・類語

あおせん‐くいき〔あをセンクヰキ〕【青線区域】

営業許可なしに売春を行っていた飲食店街。特別地区として警察などの地図青線で示されていた。昭和27年(1952)ころから昭和31年(1956)にかけて使われた語。青線地帯。→赤線区域

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精選版 日本国語大辞典 「青線区域」の意味・読み・例文・類語

あおせん‐くいきあをセンクヰキ【青線区域】

  1. 〘 名詞 〙 特殊飲食店の営業許可により公認の売春行為をしていた赤線地帯周辺で、営業許可なしの売春を行なっていた飲食店街のこと。警察などの地図に青線で示したところからいう。
    1. [初出の実例]「この娘が、〈略〉青線区域に身を売ったと言うんですタイ」(出典:火の山(1955)〈井上友一郎〉一)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「青線区域」の意味・わかりやすい解説

青線区域
あおせんくいき

赤線区域

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