静黙(読み)セイモク

デジタル大辞泉 「静黙」の意味・読み・例文・類語

せい‐もく【静黙】

[名・形動]静かにして黙っていること。また、そのさま。
「その人となり―にして談話を好まず」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「静黙」の意味・読み・例文・類語

せい‐もく【静黙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 静かにして口をきかないこと。静かにだまっていること。また、そのさま。沈黙
    1. [初出の実例]「文帝の道に因て脩めて改易ることもないほどに静黙に無事なり」(出典:史記抄(1477)八)
    2. 「実に静黙の好人物に候」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保六年(1835)三月二八日)
    3. [その他の文献]〔管子‐宙合〕

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普及版 字通 「静黙」の読み・字形・画数・意味

【静黙】せいもく

静かにして沈黙を守る。〔管子宙合賢人の亂世に處(を)るや、の行ふべからざるを知る。則ち沈抑(ちんよく)して以て罰を辟(さ)け、靜默して以てるるを(ま)つ。

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