コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

非人仇討物 ひにんのあだうちもの

1件 の用語解説(非人仇討物の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ひにんのあだうちもの【非人仇討物】

浄瑠璃・歌舞伎脚本の一系統。1664年(寛文4)ころに大坂の歌舞伎で上演された福井弥五左衛門作の二番続きの狂言《非人敵討(ひにんかたきうち)》に始まる仇討物の類型で,非人姿に身をやつした主人公が苦心の末に首尾よく本懐を遂げるという経緯を描くことに主眼をおいた作品の総称。とくに落ちぶれた主人公が,病気や手傷のために弱った体をかばいつつ,悪人を相手に悲壮な立回りを演ずるという典型的な〈手負い事〉の場面が作中最大の眼目とされている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

非人仇討物の関連キーワード三勝半七心中物隅田川物先代萩歌舞伎浄瑠璃小さん金五郎碁盤忠信佐倉義民伝夕霧伊左衛門床浄瑠璃

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone