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非人仇討物 ひにんのあだうちもの

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世界大百科事典 第2版の解説

ひにんのあだうちもの【非人仇討物】

浄瑠璃・歌舞伎脚本の一系統。1664年(寛文4)ころに大坂の歌舞伎で上演された福井弥五左衛門作の二番続きの狂言《非人敵討(ひにんかたきうち)》に始まる仇討物の類型で,非人姿に身をやつした主人公が苦心の末に首尾よく本懐を遂げるという経緯を描くことに主眼をおいた作品の総称。とくに落ちぶれた主人公が,病気や手傷のために弱った体をかばいつつ,悪人を相手に悲壮な立回りを演ずるという典型的な〈手負い事〉の場面が作中最大の眼目とされている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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