非局所場の理論(読み)ひきょくしょばのりろん

百科事典マイペディア 「非局所場の理論」の意味・わかりやすい解説

非局所場の理論【ひきょくしょばのりろん】

マルコフ(1940年),湯川秀樹(1948年)らが提唱した場の理論の一形式。従来場の量子論では時空内の一点で定まるような量を用いるのに対し,一点だけでは定まらないような量で記述される場を考えようとする。素粒子自己エネルギーに関する発散の困難(くりこみ理論)を除くと同時に,種々の素粒子存在を統一的に説明するのが目標。1965年の素領域理論はその発展
→関連項目湯川秀樹

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 量子論

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む