革面(読み)かくめん

精選版 日本国語大辞典 「革面」の意味・読み・例文・類語

かく‐めん【革面】

  1. 〘 名詞 〙 根本から改まるのではないが、表面が改まること。転じて、改まって良くなること。
    1. [初出の実例]「而して終(つひ)にして自化して、革面(カクメン)にいたるのみ」(出典信長記(1622)一五上)
    2. [その他の文献]〔易経‐革卦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「革面」の読み・字形・画数・意味

【革面】かくめん

表面だけ服従する。〔易、革、象伝〕君子變す。其の(うつ)たるあり。小人は面を革む。順にして以て君に從ふなり。

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