デジタル大辞泉 「革」の意味・読み・例文・類語 かく【革】[漢字項目] [音]カク(漢) [訓]かわ あらためる あらたまる[学習漢字]6年〈カク〉1 動物の皮から毛を取り去り、陰干ししたもの。かわ。「牛革・皮革」2 革でつくった武器や楽器。「兵革」3 たるんでだめになったものを建て直す。あらためる。「革新・革命/沿革・改革・変革」4 「改革」の略。「行革」〈かわ(がわ)〉「革靴・革製品/帯革・背革」[難読]撓革いためがわ・鞣革なめしがわ・滑革ぬめがわ かわ〔かは〕【革】 《「皮」と同語源》獣類の表皮の毛を取り去り、なめしたもの。[類語]皮革・皮・毛皮・レザー 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「革」の読み・字形・画数・意味 革常用漢字 9画 [字音] カク・キョク[字訓] かわ・あらためる[説文解字] [金文] [字形] 象形獣の革をひらいた形。皮革をいう。〔説文〕三下に「獸皮なり。其の毛を治去して、之れを革するなり」という。獣皮を剝ぐを剝、ひらくを皮・披、去毛を革、なめしたものを皮という。[訓義]1. かわ。2. 皮で作ったもの、鼓・太鼓・たて・かぶと・よろい・たづな・かわかざりの類。3. 改・更に通じ、あらためる、あらたまる。4. 亟・棘に通じ、すみやか、きびしい。[古辞書の訓]〔和名抄〕革 久利加波(つくりかは) 〔名義抄〕革 カハ・ツクリカハ・カハコロモ・ハネヒログ・アラタム・アタラシ 〔字鏡集〕革 アラタム・カハ・ツクリカハ・スツ・カツテ・ネムゴロ・カハゴロモ・ハネヒログ[部首]〔説文〕に五十六字、〔新附〕に四、〔玉〕に百九十九字を属する。六朝期の増加字数が著しい。[声系]〔説文〕に革声としてなど二字を収める。〔詩、小雅、斯干〕「鳥の斯(ここ)に革(と)ぶが如し」を〔韓詩〕に「ぶ」に作り、〔伝〕に「翅(と)ぶ」、〔広雅、釈器〕に「なり」という。は急疾に翔ぶをいう。[語系]革kk、()khuak、椁・郭kuakは声義近く、外から堅固に包むものをいう。また改k、(更)keangも声近く通用する。革・の義が本義、改・更は通用の義である。[熟語]革鞍▶・革易▶・革役▶・革屋▶・革去▶・革抉▶・革言▶・革故▶・革工▶・革更▶・革▶・革笥▶・革車▶・革襦▶・革除▶・革飾▶・革職▶・革心▶・革新▶・革制▶・革正▶・革政▶・革船▶・革争▶・革退▶・革帯▶・革逐▶・革黜▶・革鳥▶・革鞜▶・革▶・革弊▶・革鞭▶・革木▶・革命▶・革滅▶・革面▶・革容▶・革吏▶・革履▶・革輅▶・革路▶[下接語]革・沿革・改革・刊革・希革・朽革・矯革・金革・筋革・堅革・虎革・甲革・犀革・革・朱革・戎革・柔革・革・鼎革・馬革・皮革・革・兵革・変革・匏革・羊革・釐革・革・裂革・老革 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の革の言及 【皮∥革】より …動物からはいだ皮膚を皮といい,皮から毛を除き,なめしてえられる製品を〈なめし革〉〈革(かく∥かわ)〉という。なめしていない生皮から革までを含めて皮革(ひかく)と総称する。… ※「革」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by