鞍皆具(読み)クラカイグ

精選版 日本国語大辞典 「鞍皆具」の意味・読み・例文・類語

くら‐かいぐ【鞍皆具】

  1. 〘 名詞 〙 馬に乗って操縦する装置の総称。鞍橋(くらぼね)、鐙(あぶみ)、轡(くつわ)手綱(たづな)、鞦(しりがい)腹帯(はるび)などの類を一括していう。鞍具。鞍具足。
    1. [初出の実例]「駒の蹄(ひづめ)も通はねばくらかい具もつけず」(出典義経記(室町中か)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android